薬師寺「次年以降企画予定」

日本刀剣博物技術研究財団が関与する日本刀の展示

当財団は平易な言葉で分かりやすい話し方に留意しています。
専門家の方には「物足りない」「もっと詳しく」といったご意見やご要望もあるようですが、今後、専門的解説は他の博物館、美術館様にお任せして、親しみやすい日本文化を目指したいと思います。


最上大業物展(次年以降企画予定)

古今鍛冶備考および懐宝剣尺に収穫されている15工の刀剣類を展示。

現代風に分かりやすく解説すると…

  • 業物は、よく切れる刀の作者
  • 良業物は、更によく切れる刀の作者
  • 大業物は、特によく切れる刀の作者
  • 最上大業物は、ほとんどムラがなく、作った刀の大部分が特によく切れる刀の作者

といったものでしょうか。

刀は材料や鍛接、焼入れで同じ作者でも出来不出来があります。
最上大業物は切れ味抜群で、作った刀のほとんどがよく切れる名人ということになります。

展示物は写真と異なる場合があります。
(15工すべてを展示する予定ですが、諸事情により一部のみの展示、またはこのコーナー自体を別の機会に展示することがあります。)


この度の「噂の刀展」では、展示スペースに余裕がなかったため、まとまった展示は出来ませんでした。
なお他のコーナーで、初代 虎徹、二代 虎徹、兼光などを展示しておりますのでご覧ください。


最上大業物作者

備前長船秀光(古刀・岡山県)
写真は準備中です。
 
長曾根興里(新刀・江戸)
 
多々良長幸(新刀・大阪府)
写真は準備中です。
 
陸奥守忠吉(新刀・佐賀県)
 
ソボロ助廣(新刀・大阪府 初代)
 
山城大掾 國包(新刀・宮城県仙台 初代)
 
兼元(古刀・岐阜県 初代)
写真は準備中です。
 
兼元(古刀・岐阜県 二代)
 
忠吉(新刀・佐賀県 初代)
 
長曾根興正(新刀・江戸)
 
陸奥大掾長道(新刀・福島県)
 
三原正家(古刀・広島県 応永)
 
備前長船元重(古刀・岡山県)
 
備前長船兼光(古刀・岡山県)
写真は準備中です。
 
和泉守兼定(古刀・岐阜県)

写真は展示物ではないものが含まれております。
写真は参考としてください。
徐々に展示物に切り替えます。
また、今回は茎(中茎、なかご、持つ所)は写さず、上部(刀身の刀のある部分)のみを写真掲載としました。
展示は、上部と中茎を同時に見られるようにする予定です。