薬師寺「噂の刀展」5章

日本刀剣博物技術研究財団が関与する日本刀の展示

当財団は平易な言葉で分かりやすい話し方に留意しています。
専門家の方には「物足りない」「もっと詳しく」といったご意見やご要望もあるようですが、今後、専門的解説は他の博物館、美術館様にお任せして、親しみやすい日本文化を目指したいと思います。


大宝蔵殿 特別開扉
「仏教と刀」

同時開催 特別展示
噂の刀展」5章.日本刀の源流

【期間】平成28年3月1日(火)~5月8日(日)まで
「仏教と刀」と「噂の刀展」の「1章~5章」までは、同時に開催されます。

日本刀の誕生の頃と、その歴史に関する刀を展示。

在銘で最も古い部類の「安綱」の太刀、宝寿、舞草などを展示。

在銘で年紀が最も古いとされる太刀「行正」(国認定重要美術品)

 
薩摩島津家から東郷平八郎に下賜されたことでも有名です。
 

その他、正恒、豊後行平も展示しています。


東郷平八郎元帥(戦艦三笠をはじめとする連合艦隊司令長官)の掛け軸

刀は、日露戦争中の日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊を打ち破った戦艦三笠の大砲(敵弾で損傷を受けた大砲を交換する際、取り外されたもの)を使用して日本刀(刀と短刀)にしたものを展示しています。