[本展示は終了しました]
薬師寺展 「噂の刀展Ⅱ」
武器としての日本刀編が決定
試し斬りをした後三七日(二十一日間)高僧が護摩を焚いてお祓いをした後、仙台伊達家から他家(従五位)へ贈られた刀など18振り程度を展示
また「籠鶴瓶」、「袖の雪」、「道芝之露」など風流な切れ味を示した刀や両車、脇毛、雁金などの箇所を截断した刀、胴体を二体、三体重ねて截断した刀、更には四体、七体を重ねて截断した刀などを展示
日本文化が生み出した世界の例を見ない美と心のよりどころと武器としての頼もしさを兼ね備えた刀を展示致します。
全130振りを超える日本刀の展示となります。
薬師寺 聚寶館で開催している「噂の刀展Ⅱ」の入場料金は500円です。
当財団の「噂の刀展」は100%ボランティアであり、かつ刀の貸し出し、展示作業等も無償で行っております。
薬師寺「噂の刀展」の入場料金は、国宝 薬師寺東塔や食堂(じきどう)の再建などに充てていただければ幸いと思っております。
聚寶館の開館時間は午前8時30分、閉館時間は午後5時です。
(受け付けは午後4時30分に終了します)
村正コーナー充実
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二代村正だけで7振りの短刀(寸伸び短刀含む)の作風を見比べ
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村正の師匠として知られる平安城長吉、村正の弟子の長吉、正直、正重など村正周辺刀工も展示
などを展示
総本数48振を展示いたします。
(うち槍5本含む)
村正の刃文は箱乱れで表と裏が揃うものが代表的ですが、それ以外の刃文もありますのでこの機会にじっくり御覧ください。
最上大業物15工の刀剣を一同に展示
名鑑に収載されているだけでも数万人居る刀工中約千人強を選び、切れ味により序列をつけた業物位列。
業物位列では、最上大業物、大業物、良業物、業物の4ランクに格付けされています。
そのなかで最も良く斬れる刀をつくる刀工のランクを最上大業物といい、数ある刀工のなか、15工しか選ばれていません。
今回はその15工の刀をそれぞれ1~2振りずつ展示。
一同に最上大業物15工すべてを見られる機会は極めて少ないと思います。
- 日本刀源流のコーナー
- 平安時代~鎌倉時代の安綱、行正、正恒、豊後行平や、鉄の由来の特定につながった宝寿を展示
- 近藤勇の刀のコーナー
- 虎徹の本物と偽物、名を消した無銘虎徹(?)の清麿、在銘正真の清麿、固山宗次大小(截断名あり)など展示
- 左文字では
- 左文字の父・実阿、左文字前期作・後期作、左の子~弟子(末左)、戦国期の左文字一派の資永、江戸時代の左文字末流・源種広(截断名有)などを展示
- 同田貫正国
- 薙刀2振り、刀4振り、上野介(正国)1振り、他の同田貫派の作も展示
- 国廣
- 刀と脇差の2振り
- 和泉守兼定(幕末十一代兼定)
- 異なる作風の刀2振り
- 陸奥守吉行
- 刀と脇差の2振り
- 加州清光
- 刀と脇差の2振り
- 長谷部
- 刀と脇差の2振り
- 青江
- 刀(截断名コーナーに展示)
- 華麗なる偽物展では
- 貞宗、正宗、左文字、同田貫、虎徹、村正などの偽物を展示(展示場所は、偽物コーナー、村正コーナー、近藤勇の刀コーナー等、別々の展示です。)
追加展示
~初心者にも分かる見どころとポイントを紹介~
刃文、地紋などを解説
並作の刀剣と名刀との違い
中鉢美術館で出題した村正の解答編
①
裁断銘のある刀(実際に切断した実績を誇る刀) 数振り
②
最上大業物 10振り~15振り(できる限り、蔵出しを行い全作者の展示にチャレンジ)
~初心者にも分かる見どころとポイントを紹介~
刃文、地紋などを解説
並作の刀剣と名刀との違い
中鉢美術館で出題した村正の解答編
特別展示と講演について
大倶利伽羅広光など6振りの刀の特別展示は、4月2日(日)と4月3日(月)の二日間です。
時間は午前9時から午後5時までです。
(受け付けは午後4時に終了します)
【場所】
展示:慈恩殿
講演:まほろば会館
【料金】
4月2日・3日当日に受け付けした、薬師寺の特別共通券をご提示ください。
特別展示場の慈恩殿への入場は無料です。
なお4月2日(日)の講演終了時間は、午後5時30分になります。
4月3日(月)の講演は、正午から午後1時30分の1回です。
4月2日(日)・4月3日(月)の聚寶館「噂の刀展Ⅱ」の閉館時間について
4月2日(日)・4月3日(月)に限り、聚寶館の閉館時間は午後6時です。
(受け付けは午後4時30分に終了します)
薬師寺の特別展および刀剣に関する講演スケジュールが変更になりました。
特別展示講演 2017年4月2日(日)、4月3日(月)の二日間
薬師寺での特別展示(4月2日(日)、3日(月)二日間限り)の刀剣が決定致しました。
- 名物 重要美術品:大倶利伽羅広光(仙台 伊達藩伝来)
- 名物 重要美術品:波游ぎ兼光(小早川秀秋所持 立花家伝来)
- 重要美術品:水神切兼光(上杉家御手選三十五腰の一振り)
- 水神切兼光写し(江戸末期 圓龍子義秀)※
- 名物:鄙田青江恒次 (黒田家伝来)
- 来国次の短刀 (上杉家御手選三十五腰の一振り)
以上 、 6振り
前回の薬師寺展とは展示物がかなり入れ替わります。
新しい展示物が多数有ります。
※
写しはあくまで写し(模写などと同じ)であり、本物を見ての感動があってこそ、刀剣を観る目も養われるものと思います。
本物の良さを観て頂きたい。
(やむを得ず変更となる場合があります。ご了承ください。)
4月2日(日)、4月3日(月)の当財団による特別講演について
特別展示期間中に予定しております講演会への参加方法
当日、慈恩殿前で特別展示に並んでいただいている方から順に、建屋内入り口の受け付けで係員がお声かけさせていただきます。
講演会への参加を希望される方に整理券を配布させていただきます。
※
一回の講演につき約300名を予定しております。
数に限りがあるため、ご希望に添えない場合がございます。
あらかじめご了承ください。
薬師寺展では、クイズの出題を予定しています。
(三択問題(三肢択一)を予定しています。)
企画中ですが、刀剣編10問、薬師寺編10問の計20問を予定しています。
ヒントは本ホームページのなかにもありますし、当日展示を見ていただかなければ分からない問題もあります。
講演中にヒント(正解?)があるかもしれません。
(※現段階では企画中であり、すべて未定です。)
全問正解者にはプレゼントが!
薬師寺様との協議事項です。
当初上位1,000名様にプレゼントの予定でしたが、上位20,000名様に増やし、薬師寺様よりはがき(御不動様にまつわる絵柄または写真の絵葉書で、一回に限り薬師寺の拝観料が無料になり、所定の日にちにお参りすると、記念に御守りも授与していただける)が届く予定です。
採点作業は6月以降になりますのでクイズにご参加の方は、はがきの到着には少し時間がかかりますことをであらかじめご了承ください。
薬師寺のクイズについては、お坊様方の法話をよく聞いてください。
それぞれ別々のヒントが貰えることでしょう。
日本刀のクイズについては、本HPの中や展示パネルにもヒントがあります。
また、上位1,000名様には薬師寺様より別途散華をプレゼント。
上位1,000名の方でご希望の方は当財団HPにて都道府県および市町村、苗字を掲載いたします。
ご希望されない場合は解答用紙の該当箇所に希望されないに印をお付けください。
掲載は致しません。