トップページ〈最新情報〉

当財団は、電話やFAX、文書等による問い合わせは一切受け付けておりません。

当サイトは、現在制作途中です。順次更新予定です。
(最終更新日:2017年8月9日)

 

〈最新情報〉

[急告]


乱藤四郎展示について

「名物・乱藤四郎」展示
2017年8月11日(金・祝)~13日(日) 中鉢美術館開催の特別展示にて

場所:スコーレハウス(※閉館時間は各日異なります。下記「中鉢美術館 各展示会場の最終受付時間」をご参照ください。)
※スコーレハウスへ直接お越しいただきましても展示をご覧になれません。中鉢美術館での受付が必須となります。最初に中鉢美術館へお越しください。


今回、急遽乱藤四郎の展示を決定致しましたのは、「本物」を見ることで皆さまの目を養い、これから出てくる偽物を見破ることのできる「本物を見抜く力」をつけていただきたいと考えたからです。
また、Twitter上のアンケート結果を受けまして「名物 乱藤四郎」に付属の折り紙、由緒書きも併せて展示致します。
これらを元に偽物が作られることを危惧されるお声もございましたが、上記のとおり、皆さまに「本物」を見る目をお持ちいただくことが抑止力となると考え、三日間限定の展示を致します。


 

中鉢美術館 各展示会場の最終受付時間

お越しになるご予定日の最終受付時間についてよくご確認のうえ、ご来場ください。

8月11日(金・祝)8月12日(土)の2日間

特別展示(スコーレハウス)…午後4時までに中鉢美術館での受付をされた方は、特別展示(スコーレハウス)および常設展示(中鉢美術館)両方の展示をご覧いただけます。
常設展示(中鉢美術館)  …午後5時までに中鉢美術館での受付をされた方は、常設展示(中鉢美術館)のみご覧いただけます。

8月13日(日)

特別展示(スコーレハウス)…午後3時までに中鉢美術館で受付をされた方は、特別展示(スコーレハウス)および常設展示(中鉢美術館)両方の展示をご覧いただけます。
常設展示(中鉢美術館)  …午後5時までに中鉢美術館での受付をされた方は、常設展示(中鉢美術館)のみご覧いただけます。

※ 多少遅くなった場合でも可能な限り対応させていただく予定ですが、時間内の受付にご協力をお願い致します。
※ 特別展示(スコーレハウス)は午後6時までに鑑賞を終えるようご協力をお願い致します。


 

特別展示・特別ゲストについて

スコーレハウスにおける特別講演での特別ゲストが決定致しましたので、お知らせ致します。


8月11日(金・祝)第1回目(午前10時30分~)と第2回目(午後1時~2時30分)の講演におきまして、特別ゲストとして佐野美術館・渡辺妙子 館長をお迎えします。渡辺妙子館長よりショート講演があります。

8月11日(金・祝)第2回目(午後1時~2時30)には、特別ゲストに加えて宮城県大崎市・伊藤康志 市長からごあいさつをいただきます。

 



〈乱藤四郎についてのお知らせ〉


某オークションでの名物・乱藤四郎出品が話題となっておりますが、当方は一切関与しておりません。
当財団管理刀剣である乱藤四郎は手放されておりません。
名物・乱藤四郎は、本年(2017年)6月3日、4日に山形県・致道博物館にて展示されたばかりです。


以下、当財団管理刀剣である正真「名物・乱藤四郎」との相違点をいくつか挙げます。
・ 「吉光」の銘において、“吉”の6画目(口の底の部分)が異なります。
オークション出品刀剣の画像の“吉”の6画目は左端が縦線に付いているのに対し、当財団管理刀剣の銘は左端に付かず、右端が縦線に付いています。これらは重要図譜に載っております押し型等でもご確認いただけます。刀を見慣れていない方でも判断しやすい箇所かと思います。

・ 乱藤四郎のハバキは金無垢の埋忠(うめただ)二重ハバキであり、オークション出品刀剣に付属しているのは一重ハバキであるという点でも異なります。

・ 付属している重要刀剣指定書の真偽は画像では判断できませんが、乱藤四郎の重要刀剣指定書は財団法人日本美術刀剣保存協会から平成二十八年に再発行されており、その画像にある証書はたとえ本物の指定書であったとしても無効です。

・ 折り紙も当方にあるものと内容が異なります。長寸の表記や代金の枚数、花押など。

・ 画像にある銃砲刀剣類登録証は平成二十七年交付となっておりますが、重要刀剣指定書の日付は昭和五十年となっております。もし登録証をなくしたものであれば再発行と記されているはずですが、画像の登録証には再発行の記載がありません。新たに平成二十七年九月以降に登録された刀であれば、重要刀剣指定書の認定は平成二十八年以降になるはずです。


詳細につきましてご興味のある方は講演時にご質問ください。



宮城県・中鉢美術館での展示が決定致しました。
2017年8月11日~9月末日頃まで(延長する場合もあります)

宮城県大崎市後援 及び 致道博物館、佐野美術館連携協賛の展示となります。

 

全期間中展示予定の刀剣

村正、同田貫、長谷部、陸奥守吉行、左文字一門、来派

初代和泉守兼定(古刀・之定)、和泉守兼定(幕末・十一代兼定)、国廣、

加州清光、伝沖田総司の所持刀剣・正繁、

真田幸村の所持刀剣・正宗、伊達政宗所持刀剣・三原正広(正家) などの展示を予定

・ 村正は10振り程度、うち偽物の村正や師弟の作(千子派)も展示予定
・ 加州清光は、複数振りを予定。
  一般的な作風の刀や脇差のほかに、特に出来の優れた吉岡一文字を思わせる太刀も比較できるように展示予定。
・ 吉行は、「陸奥守吉行」と任官前の二字銘「吉行」の両方を展示予定。

 

また、2017年8月11日(金・祝)~8月末日(※予定)におきましては、山形県・致道博物館及び静岡県・佐野美術館からそれぞれ1振りずつ展示協力をいただく予定です。

 



宮城県・中鉢美術館での特別展示と講演が決定致しました。

2017年8月11日(金・祝)、12日(土)、13日(日)の3日間は特別展示と講演を予定しております。
当財団関係者による講演につきましては、いずれも午後1時~5時頃までを予定しております。

特別展示の刀剣

・ 名物 重要美術品:大倶利伽羅広光(仙台 伊達藩伝来)

・ 名物 重要美術品:波游ぎ兼光(小早川秀秋所持 立花家伝来)

名物 鄙田青江恒次(黒川家伝来)

・ 弾正左文字(上杉家伝来

・ 重要美術品:元重の剣

・ 重要美術品:伝大原真守の太刀
                          以上6振り

中鉢美術館は、国宝・重要文化財の刀などが展示できる条件を満たした建物ではありませんので、国宝・重要文化財の展示は行いません。
よって今回は国認定の重要美術品、保存協会認定の特別重要刀剣、重要刀剣などを展示致します。

特別展示講演 8月11日(金・祝)~ 13日(日)の3日間

  1回目 8月11日 午前中 (講師:中鉢美術館 中鉢弘館長)
  2回目      午後1時~2時30分(講師:当財団関係者)
  3回目      午後3時~4時30分(講師:当財団関係者)
  4回目 8月12日 午前中 (講師:中鉢美術館 中鉢弘館長)
  5回目      午後1時~2時30分(講師:当財団関係者)
  6回目      午後3時~4時30分(講師:当財団関係者)
  7回目 8月13日 午前中 (講師:中鉢美術館 中鉢弘館長)
  8回目      午後1時~2時30分(講師:当財団関係者)

午前中の中鉢美術館・中鉢弘館長による講演と、午後からの財団関係者による講演の整理券は別配布となりますので、午前と午後の両方を聞くことが可能です。

※講演に際しましては、中鉢美術館で入場券と講演整理券を入手してください。(講演は無料です)

※特別展示と講演は、中鉢美術館から徒歩20分程の場所で行います。(広めの駐車場があります。)

・中鉢美術館、特別展示と講演の会場、近隣の場所を加えたスタンプラリーが企画されているようです。
・講演会場は、450人~500人分の席をご用意しておりますので、座ってご聴講いただける予定です。
(※昨年ご来場いただきました皆様へ…本年は巻き藁の試し斬りはございません。ご了承ください!)

 


〈お知らせ〉

今月、致道博物館において不審者の情報がありました。

今回より一層警備状態を強化し、展示を行ってまいります。
このため、 防犯カメラの増設も行いますので、あらかじめご了承ください。
不審者を発見した場合は、本財団刀剣警備員または中鉢美術館関係者へお知らせください。
ルールをお守りいただき、楽しい展示にしたいと考えています。
皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願い致します。


〈御礼〉

静岡県・佐野美術館(~2017年2月)及び山形県・致道博物館(~2017年6月)での展示及び講演は無事に終了致しました。
佐野美術館・致道博物館ともに過去最高の入場者数を記録致しました。
ご来場いただきました皆様にお礼を申し上げるとともに、これらの展示を機により刀剣に親しんでいただき、さらには日本文化へ興味を持つきっかけとなれば幸いに存じます。


致道博物館での重要文化財・見返り元重の展示が決定致しました。

日本名刀展 第1部 見どころ学べる!目で観る刀の教科書〔4月29日(土祝)~6月8日(木)〕の期間中展示致します。


4月2日(日)、4月3日(月)の当財団による特別講演について

特別展示期間中に予定しております講演会への参加方法

当日、慈恩殿前で特別展示に並んでいただいている方から順に、建屋内入り口の受け付けで係員がお声かけさせていただきます。
講演会への参加を希望される方に整理券を配布させていただきます。
※一回の講演につき約300名を予定しております。数に限りがあるため、ご希望に添えない場合がございます。

あらかじめご了承ください。

薬師寺 聚寶館で開催している「噂の刀展Ⅱ」の入場料金は500円です。

当財団の「噂の刀展」は100%ボランティアであり、かつ刀の貸し出し、展示作業等も無償で行っております。

薬師寺「噂の刀展」の入場料金は、国宝 薬師寺東塔や食堂(じきどう)の再建などに充てていただければ幸いと思っております。

聚寶館の開館時間は午前8時30分、閉館時間は午後5時です。
(受け付けは午後4時30分に終了します。)


特別展示と講演について

大倶利伽羅広光など6振りの刀の特別展示は、4月2日(日)と4月3日(月)の二日間です。
時間は午前9時から午後5時までです。
(受け付けは午後4時に終了します。)

【場所】
展示:慈恩殿
講演:まほろば会館

【料金】
4月2日・3日当日に受け付けした、薬師寺の特別共通券をご提示ください。
特別展示場の慈恩殿への入場は無料です。

なお4月2日(日)の講演終了時間は、午後5時30分になります。
4月3日(月)の講演は、正午から午後1時30分の1回です。

4月2日(日)・4月3日(月)の聚寶館「噂の刀展Ⅱ」の閉館時間について
4月2日(日)・4月3日(月)に限り、聚寶館の閉館時間は午後6時です。
(受け付けは午後4時30分に終了します。)

薬師寺展

武器としての日本刀編が決定

試し斬りをした後三七日(二十一日間)高僧が護摩を焚いてお祓いをした後、仙台伊達家から他家(従五位)へ贈られた刀など18振り程度を展示

また「籠鶴瓶」、「袖の雪」、「道芝之露」など風流な切れ味を示した刀や両車、脇毛、雁金などの箇所を截断した刀、胴体を二体、三体重ねて截断した刀、更には四体、七体を重ねて截断した刀などを展示

日本文化が生み出した世界の例を見ないのよりどころと武器としての頼もしさを兼ね備えた刀を展示致します。

全130振りを超える日本刀の展示となります。

現在も蔵出し中ですが、ほぼ実行可能になりました。

村正コーナー充実

・初代、二代、三代(四代)村正の作品

・二代村正だけで7振りの短刀(寸伸び短刀含む)の作風を見比べ

・村正の槍も数本展示

・村正の師匠として知られる平安城長吉、村正の弟子の長吉、正直、正重など村正周辺刀工も展示

・妖刀として忌み嫌われた村正

・銘を削られた村正

・銘を入れ替えられた村正

・銘を消して正宗にされた村正

・新技術で銘を再生した村正

などを展示

総本数48振を展示いたします。(うち槍5本含む)

村正の刃文は箱乱れで表と裏が揃うものが代表的ですが、それ以外の刃文もありますのでこの機会にじっくり御覧ください。

最上大業物15工の刀剣を一同に展示を予定(何とか蔵出しが間に合いそうです)

名鑑に収載されているだけでも数万人居る刀工中約千人強を選び、切れ味により序列をつけた業物位列。

業物位列では、最上大業物、大業物、良業物、業物の4ランクに格付けされています。

そのなかで最も良く斬れる刀をつくる刀工のランクを最上大業物といい、数ある刀工のなか、15工しか選ばれていません。
今回はその15工の刀をそれぞれ1~2振りずつ展示する予定です。
一同に最上大業物15工すべてを見られる機会は極めて少ないと思います。

日本刀源流のコーナー
平安時代~鎌倉時代の安綱、行正、正恒、豊後行平や、鉄の由来の特定につながった宝寿を展示

近藤勇の刀のコーナー
虎徹の本物と偽物、名を消した無銘虎徹(?)の清麿、在銘正真の清麿、固山宗次大小(截断名あり)など展示

左文字では
左文字の父・実阿、左文字前期作・後期作、左の子~弟子(末左)、戦国期の左文字一派の資永、江戸時代の左文字末流・源種広(截断名有)などを展示

同田貫正国
薙刀2振り、刀4振り、上野介(正国)1振り、他の同田貫派の作も展示

国廣
刀と脇差の2振り

和泉国兼定(幕末十一代兼定)
異なる作風の刀2振り

陸奥守吉行
刀と脇差の2振り

加州清光
刀と脇差の2振り

長谷部
刀と脇差の2振り

青江
刀(截断名コーナーに展示)

華麗なる偽物展では
貞宗、正宗、左文字、同田貫、虎徹、村正などの偽物を展示
(展示場所は、偽物コーナー、村正コーナー、近藤勇の刀コーナー等、別々の展示です。)

薬師寺様との協議事項です。

当初上位1,000名様にプレゼントの予定でしたが、上位20,000名様に増やし、薬師寺様よりはがき(御不動様にまつわる絵柄または写真の絵葉書で、一回に限り薬師寺の拝観料が無料になり、所定の日にちにお参りすると、記念に御守りも授与していただける)が届く予定です。
採点作業は6月以降になりますのでクイズにご参加の方は、はがきの到着には少し時間がかかりますことをであらかじめご了承ください。

薬師寺のクイズについては、お坊様方の法話をよく聞いてください。
それぞれ別々のヒントが貰えることでしょう。
日本刀のクイズについては、本HPの中や展示パネルにもヒントがあります。

また、上位1000名様には薬師寺様より別途散華をプレゼント。

上位1000名の方でご希望の方は当財団HPにて都道府県および市町村、苗字を掲載いたします。
ご希望されない場合は解答用紙の該当箇所に希望されないに印をお付けください。掲載は致しません。

特別展示を除いた゛うわさの刀展Ⅱ”では、展示室が二棟の予定のところ一棟となった為、展示本数を減らさざるを得なくなりました。
一作者につき5~6振り程度を予定していたものが、2~3振り程度になる場合がございます。
あらかじめご了承ください。


薬師寺での特別展示(4月2日(日)、3日(月) 二日間限り)の刀剣が決定致しました。

名物 重要美術品:大倶利伽羅広光(仙台 伊達藩伝来)

名物 重要美術品:波游ぎ兼光(小早川秀秋所持 立花家伝来)

名物 重要美術品:水神切兼光(上杉家御手選三十五腰の一振り)

水神切兼光写し(江戸末期 圓龍子義秀)※

名物:鄙田青江恒次 (黒田家伝来)

来国次の短刀 (上杉家御手選三十五腰の一振り)

以上 、 6振り

前回の薬師寺展とは展示物がかなり入れ替わります。
新しい展示物が多数有ります。

※写しはあくまで写し(模写などと同じ)であり、本物を見ての感動があってこそ、刀剣を観る目も養われるものと思います。本物の良さを観て頂きたい。

(やむを得ず変更となる場合があります。ご了承ください。)

薬師寺展では、クイズの出題を予定しています。
(三択問題(三肢択一)を予定しています。)

企画中ですが、刀剣編10問、薬師寺編10問の計20問を予定しています。

ヒントは本ホームページのなかにもありますし、当日展示を見ていただかなければ分からない問題もあります。
講演中にヒント(正解?)があるかもしれません。
(※現段階では企画中であり、すべて未定です。)


全問正解者にはプレゼントが!

全期間中(2017年3月25日(土)~4月23日(日))展示予定の刀剣

(※展示条件の刀剣は予告なく変更となる場合があります。ご了承ください。)

・同田貫系
 上野介(正国)や又八、勝国など
 薙刀、槍、太刀、脇差など5~6振り
 (戦国時代末期、江戸時代初期、江戸時代後期の同田貫正国を展示)

・大和守安定
 刀、脇差、合作刀など5~6振り
 (同じ作者でも刃文や刃中の働きの異なる作品を展示)

・加州清光
 刀、脇差など5~6振り

・左文字
 短刀2振、末左刀など計5~6振り
 (初期作と後期作 他)
 (左文字の父親の実阿や大石左(戦国期)、江戸時代の左文字系の刀も展示)

・長谷部系
 太刀、刀、脇差など

・長曾根虎徹
 初代 興里、二代 興正など計5~6振り
 (刃文の異なる作などを同時に展示)

・村正
 初代、二代、三代作など
 槍3点、刀、脇差、短刀など計10~15振り程度
 (村正系はご要望にお応えし、30振り程度に増加展示の予定)

・和泉守兼定(十一代兼定)

・和泉守兼定(古刀・之定)

・陸奥守吉行
 刀、脇差 など3振り

 他

同じ作者(系統)でも作風が異なることを観ていただきたい。

追加展示

刃物としての日本刀

①裁断銘のある刀(実際に切断した実績を誇る刀) 数振り

②最上大業物 10振り~15振り
 (できる限り、蔵出しを行い全作者の展示にチャレンジ)

見どころ学べる!目で観る 刀の教科書コーナー
~初心者にも分かる見どころとポイントを紹介~

刃文、地紋などを解説

並作の刀剣と名刀との違い

中鉢美術館で出題した村正の解答編


山形県・致道博物館での展示が決定致しました。

名物 乱藤四郎重要文化財 信濃藤四郎 を並べて展示する予定です。
(※乱藤四郎は2日間のみの展示になります)
藤四郎唯一の乱刃である乱藤四郎と健体を誇る信濃藤四郎を比較しながら鑑賞いただけます。

その他、加州清光・大和守安定・同田貫・長曾根虎徹・陸奥守吉行・和泉守兼定・十一代兼定・左文字など三十振り程度を展示する予定です。

致道博物館の展示については、展示内容の一部を変更する場合があります。
(村正、清麿の追加なども検討中です。)

なお、乱藤四郎の展示および刀剣の講演は6月3日(土)と6月4日(日)の2日間を予定しています。

※開催期間等の詳細は致道博物館ホームページ(http://www.chido.jp/)をご参照ください。

薬師寺の特別展および刀剣に関する講演スケジュールが変更になりました。

特別展示講演 2017年4月2日(日)、4月3日(月)の二日間

1回目 4月2日 正 午 ~1時30分
2回目      午後2時~3時30分
3回目      午後4時~5時30分
4回目 4月3日 正 午 ~1時30分

※各回共300席程度のご用意となります。


静岡県三島市 佐野美術館にて2017年1月28日(土)および29日(日)の二日間に 短刀 名物 乱藤四郎 を展示いたします。

当日は、佐野美術館館長 渡邉妙子氏(元祖 刀剣女子!)のご講演が行われる予定です。
(詳細等変更になる場合がございます。)


〈お詫び〉

スペースの都合上「中鉢美術館での村正展示の解答編」の展示と、「沸と匂」のルーペの設置はできませんでした。

平成28年11月12日(土)、13日(日)の午後1時~2時頃から閉館頃まで、公益財団法人 佐野美術館(静岡県三島市)にて当財団関係者による日本刀に関する講演があります。(開始時間は変更になる場合があります。)
1回の講演時間は30分~50分、1日3回~4回を予定しております。
会場は120人~150人の立ち見席のみの予定ですので、あらかじめご了承ください。

講師の都合がなかなかつかず、やっと本日の発表となりました。

なお今回は、試し切りは行いません。

[追記]

本件(佐野美術館での展示協力)についての問い合わせを、佐野美術館および日本刀剣博物技術研究財団へは行わないでください。
佐野美術館は、当財団の展示内容についてまだ十分把握しておりません。また当財団も展示内容について未定な内容がございます。

くれぐれも佐野美術館へのお問い合わせはご遠慮ください。

 

静岡県三島市の佐野美術館での展示協力の内容が決定しました。

日本刀剣博物技術研究財団のコーナーが設けられます。
本コーナーの出品、解説等の責任は一切当財団にありますことを付記させていただきます。
当財団の展示品については無償でご鑑賞いただけますが、佐野美術館への入場料は必要です。
(佐野美術館内に当財団のコーナーが設置されます。)

日程

平成28年11月12日(土)および13日(日)の両日のみ展示するもの。

国宝 熊野三所権現長光(太刀)

重要文化財 名物 小夜左文字(短刀)

重要文化財 名物 愛染国俊(短刀)

平成28年11月12日(土)から12月4日(日)まで展示するもの。

重要文化財 伝 行光(太刀、伊達家伝来)

重要文化財 名物 御堀出貞宗(太刀、徳川家→前田家伝来)
    (御家名物 幅広貞宗)

平成28年11月12日(土)から平成29年2月19日(日)まで展示するもの。

正宗(太刀、真田幸村所持)(金象嵌銘)

本刀は時代の異なる金象嵌があります。
刀の制作年代は南北朝初期。
磨り上げたのは戦国期。
古い金象嵌は天正の頃。
幸村などの比較的新しい金象嵌付近の錆の分析では、江戸時代中期という結果が出ています。


〈心ばかりの熊本応援〉

           なぎなた
同田貫藤原正国(薙刀、熊本城旧蔵)

           やり
同田貫次兵衛(槍、熊本城旧蔵)

同田貫上野介(正国)  〔刀、加藤清正佩刀、文禄・慶長の役での血痕(跡)が残る〕
(九州肥後同田貫上野介)


 にえ におい
〈沸と匂の見方〉〈薬師寺出題の解答編〉

長曽根興正(正真、脇差)

長曽根興正(偽物、新々刀 脇差)


〈地肌の見方〉〈名刀の比較〉

10万円程度の迷刀達(数振り)

柾目、板目、杢目、綾杉、梨地(無地)

〈名刀と一般の刀の差異を見比べてください。〉


〈どちらが本物の村正でしょうか? 中鉢美術館と同じ出題編〉

村正(脇差)

村正同時代在銘品(脇差)

村正には偽物が多く、プロでも肉眼では判別しにくいものもあります。
正真として鑑定書が付いているものにも偽物があります。
目を肥やすための参考出品です。

スペースが限られるため展示ができないものや、変更がある場合があります。

中鉢美術館の刀展が、宮城県大崎市市政10周年を記念するイベントのひとつとしての展示になりました。

中鉢美術館での刀展示の日程が1日追加となりました。
8月12日(金)~18日(木) が 8月11日(木)~18日(木)となりました。

大倶利伽羅広光または乱藤四郎のどちらかを展示するとお伝えしておりましたが、これを変更し、両方とも展示いたします。

大倶利伽羅広光および乱藤四郎、安綱(般若丸)の特別展示は、8月11日(木)、12日(金)に決定しました。
諸事情により変更になる場合がありますが、一応この二日間で仕事を進めています。
宮城県大崎市の市政10周年記念イベントの1つとしての開催になりましたため、開館は午前7時から午後7時まで。(延長有り)

大倶利伽羅広光、乱藤四郎、安綱(般若丸)などの展示は、午後3時から閉館までの展示となります。

8月11日(木)と12日(金)には都合がつけば、中鉢美術館館長および当財団理事長の講演を予定しています。
講演参加希望の方は、中鉢美術館のホームページ(http://chubachimuseum.client.jp/)でのアンケートにお答えください。
お名前、参加する意志の有無、参加希望日(11日か12日のどちらかを記入)、講演内容についての要望、講演時間についての要望などをお伺いしています。

大崎市市政10周年記念のイベントとなりましたので、
① 近くの市の駐車場を開放する方向で検討します。
② 少し遠い駐車場の場合は、マイクロバス等でピストン送迎するとのことです。
③ 駐車場の地図等は、中鉢美術館のホームページ(http://chubachimuseum.client.jp/)をご覧ください。
④ トイレも近くの市の施設の一部が使えるようになる予定です。

中鉢美術館では、薬師寺で展示した物が一部重複しますが、今回初めて展示する物を取り混ぜて展示します。

展示予定の追加

① 左文字 短刀(前期作、若いころの作)

② 左文字 短刀(後期作、小夜左文字と同じ時期の作)

〈前期・後期の左文字を在銘で同時に展示します。〉

③ 堀川国広 刀

④ 国吉 短刀 (藤四郎の父の作)

① ② ④ は、特別展になる予定です。

8月19日以降は、一部刀を入れ換えて10月末日頃まで展示を続けます。

館内でのカメラ、携帯電話、スマートフォン等を使用した録音・録画・写真撮影は禁止です。

(隠し撮り、置きスマホ撮り等も固くお断りしております。万が一発見した場合は、当財団が関与する展示への永久入館禁止とともに、データの消去をしていただく場合があります。なお情報は各美術館や博物館へも伝達します。著作権などもからみ複雑ですので、必ずお守りください。ルールを守って楽しく観て、学んでいただきたく思います。)

中鉢美術館は、国宝・重要文化財の刀などが展示できる条件を満たした建物ではありませんので、今回は国宝・重要文化財の刀などの展示は行いません。

中鉢美術館での協力展示

平成28年8月11日(木)~18日(木)

①真田幸村にまつわる展示

正宗(金象嵌) 道芝の露

短刀(銘を削られた村正)、および六文銭、および千鳥の家紋のついた拵え(サヤのこと)

②伊達家(岩出山)伝来(伊達一門八席)

村正 刀(無銘)

③薬師寺「噂の刀展」のクイズ、解答編の展示

長曽根興正 匂出来の刃文(偽物)
長曽根興正 沸出来の刃文(正真)

中茎を出しての展示となります。(本刀は10月末ごろまで展示します)

④クイズ、どちらが村正でしょうか?

村正 脇差
在銘末古刀 脇差

今回は本物と偽物の出題ではなく、よく似た作風で時代も近い作品を展示します。
(このような刀を加工して、村正の偽物が作られるのです。)

中茎に柄を付けての展示となります。(本刀も10月末ごろまで展示します)

⑤ゲームやアニメにまつわる刀の追加

長曽根虎徹(初代興里)太刀(山田浅右衛門所持、太刀銘 虎入道)
大和守安定 刀
大和守安定 脇差 (截断銘 金象嵌)
清麿 刀
左文字 短刀 二振り
堀川国広 刀

⑥日本刀の源流にまつわる刀

安綱 太刀(在銘)

なお今回の協力展示は、準備が間に合えば11日(木)から、また事情が許せば21日(日)ごろまで延長する場合があります。
また、展示予定の刀は事情により変更する場合があります。

8月11日(木)と8月12日(金)の2日間、時間を限定したうえで「国認定重要美術品 名物 大倶利伽羅広光(刀)」および「名物 乱藤四郎吉光(短刀)」、「国認定重要美術品 安綱(太刀) 号 般若丸」、「左文字 2振り」、「国吉(藤四郎吉光の父)」を展示します。

時間は決定し次第、本HPにて発表します。

中鉢美術館の常設展示

加州清光、和泉守兼定、陸奥守吉行などは、中鉢美術館所蔵の物が常設されています。

村正2振、正宗、仙台国包(初代)など当財団が関与する刀も常設展示中です。

協力展示は無償提供いたしますので、通常の入館料のみでご覧いただけます。

熱中症にご注意

期間中は高温が予想されます。
中鉢美術館の近くには売店がほとんどありません。
従って水などはご持参ください。
トイレの数も多くありません。
トイレは駅、公民館などを利用できるように大崎市に配慮をお願いしているところです。
また駐車場も限りがあります(数10台分)ので、公共交通機関をご利用されることをお勧めします。
特に、特別展示の大倶利伽羅広光の公開日には、極めて混雑が予想されますので、ご注意ください。

中鉢美術館情報

平成28年度中、早い時期を目指して、日本刀の源流(仮名)についての小冊子を執筆、編集することを協議し始めました。
来館記念になることも視野に入れての編集を検討しております。
主な執筆者は中鉢館長自身です。
なお中鉢美術館、日本刀剣博物技術研究財団へのお問い合わせは、執筆の集中力を欠くことに繋がりますので、ご遠慮頂きますようお願い申し上げます。

今後の展示協力について

中鉢美術館〈宮城県〉

1.平成28年8月中旬から1~2ヶ月間展示協力
2.平成28年8月中旬の8日間期間限定の特別展示協力
3.国認定重要美術品 名物 大倶利伽羅広光(刀)、国認定重要美術品 安綱(太刀)、名物 乱藤四郎(短刀)等の限定特別展示

などについて中鉢館長と協議を開始しました。

佐野美術館〈静岡県〉

1.平成28年11月からの展示協力
2.平成29年度の上杉35腰展

などについて渡辺館長、加藤事務局長、志田学術員、佐野美術館の方々との協議を開始しました。

薬師寺〈奈良県〉

1.平成29年度の展示について、薬師寺の高僧の方々と協議をしております。

アニメ、ドラマ、ソーシャルネットワークゲームにまつわる刀剣展示と本格的な視点、あるいは本当の日本刀の良さを知ってもらえる観点などを中心に協議を重ねていきます。

時間と場所の都合がつけば、講演や刀を手に持ってみて基本的な扱い方を学べるコーナーなども企画案に上っております。

 



薬師寺 大宝蔵殿 特別開扉「仏教と刀」 同時開催 特別展示「噂の刀展」

※国宝・東塔は現在解体修理中のため、拝観できません。

2016年4月2日 薬師寺にて

大俱利伽羅広光などを限定公開予定

公開予定の日本刀

名物 大倶利伽羅広光(おおくりからひろみつ)(国認定重要美術品 伊達家伝来)


名物 鄙田青江恒次(ひなたあおえつねつぐ)(黒田家伝来)


   三条吉家(さんじょうよしいえ)(黒田家伝来)


 号 般若丸(はんにゃまる) 伯耆国安綱(ほうきのくに やすつな)(国認定重要美術品 嵯峨家旧秘蔵品)

                    以上、4振り

 

公開時間 4月2日(土) 午前9時から午後5時まで。(午後4時に受付終了)

公開場所 薬師寺 慈恩殿 及び まほろば会館

薬師寺境内ですが「仏教と刀」「噂の刀展」とは別の会場となります。
当日は非常に混雑が予想されますので、余裕を持ってご来場ください。
仏教と刀(噂の刀展)の当日の入場券をお持ちの方に限り無料で公開します。

館内及び展示物の撮影は禁止です。


[展示予定刀剣についての簡単な説明]

名物とは
 享保名物帳(きょうほうめいぶつちょう)に収載されている刀剣類のことで、現在、名物というときは多くはこれらを意味します。
徳川吉宗(第8代将軍)時代、吉宗の命により、本阿弥光忠が日本全国の武器、特に刀について名物といわれるものの調査を行い製本した本(報告書)で、名刀中の名刀が収載されています。
なお、大大名家(前田家など)には御家名物(おいえめいぶつ)という「名物」もあります。

国宝、重要文化財、重要美術品について
 戦前は、国の指定品、認定品は国宝と重要美術品の2種類だけでした。国宝は審査員が観て決定後、国(文部科学大臣)が指定します。国宝に指定されると自由に売買が出来なくなり、また海外へ売却することも出来ないなどの制限を受けます。
1897年(明治30年)に初の国宝指定が行われましたが、新政府を信用していない旧大名家の中には、「伝来の宝物を他人の目にさらしたくない」との思いや、「政府に盗(と)られるかもしれない」との憶測から国宝の審査に出さなかったこともあったようです。旧大名家にあることは明らかだが審査員が目にすることができなかったものは、国宝に指定できず重要美術品にとどまったようです。したがって、国宝レベルであるにもかかわらず重要美術品になっている刀も少なくありません。「波泳ぎ兼光(なみおよぎかねみつ)」、「水神切り兼光(すいじんぎりかねみつ)」(いずれも上杉家伝来)等や、4月2日、3日特別展示予定の「号 般若丸 伯耆国安綱(はんにゃまるほうきのくにやすつな)」(嵯峨家旧秘蔵)などもそのケースと考えられます。また、審査の時点で所在不明あるいは所在を明らかにしなかった名物や名刀も多くあるようです。「弾正(だんじょう)左文字」(上杉家伝来)や「乱藤四郎(みだれとうしろう)」などもそのケースに当てはまる可能性が有り、文化財にも重要美術品にも指定されていません。
重要美術品の認定は、国宝指定レベルではないもの、あるいは国宝になり得るが現物を確認できなかったものの2つのケースがあると考えられます。

特別限定展示

名物 大倶利伽羅広光(おおくりからひろみつ)  国認定重要美術品
 伊達政宗が徳川家康より江戸城の岩垣修築の功が有ったことで拝領(プレゼント)されたものです。受け渡しは、伊達2代当主 伊達忠宗(だて ただむね)と2代将軍 徳川秀忠(とくがわ ひでただ)で行われたとされています。
この刀は享保名物帳(きょうほうめいぶつちょう)に収載されている名物で、刀身の指裏(刀を腰に差したときに刀身の体に付く側)にある大きな龍の彫り物、倶利伽羅(くりから)があるので大倶利伽羅、作者が相州(神奈川県)の広光の作とされており、大倶利伽羅広光(おおくりからひろみつ)と呼ばれています。広光は、刀工の中でも有名な正宗の子、あるいは養子、又は門人(弟子)とか、正宗の師匠の新藤五国光(しんとうごくにみつ)の子、正宗の養子である貞宗(さだむね)の子など諸説あります。いずれにしてもかなりの名人で出来が良い刀工です。製作年代は南北朝で、1350年頃です。(実際の年代測定はまだ行っていません。今後、成分分析とともに詳細を明らかにしていきたいと考えています。)

名物 鄙田青江恒次(ひなた あおえつねつぐ)
 享保名物帳に収載の名刀です。製作年代は鎌倉中期で、1260年頃です。
天下五剣(てんかごけん)の一つ、日蓮上人護法(にちれん じょうにんごほう)の太刀「数珠丸(じゅずまる)」と同じ作者です。古い時代の青江ですので古青江(こあおえ)と呼ばれています。青江としては「にっかり青江」も有名ですが、「にっかり青江」は時代が少し新しい南北朝期の作で、中青江と呼ばれています。
なお現在では、備中ではなく備前の恒次ではないかという説もあります。また、鄙田(ひなた)青江は少し時代が若い後代の作では無いかと記載しているものもありますがこれは誤りです。(年代測定により古い時代のものであることが判明しています。)

鄙田(ひなた)とは
 富山藩説、前田藩説、宇喜多秀家(うきた ひでいえ)の家来説、名古屋城主 駿河大納言(するがだいなごん)忠長(徳川家康の孫)の家臣説などがありますが、駿河大納言忠長家臣の鄙田半兵衛正成(ひなた はんべえ まさなり)が有力説のようです。越中富山鄙田半兵衛という人が持っていた、と享保名物帳に記載されています。
その後、豊前(ぶぜん)(大分県の一部と福岡県の一部)小倉城主 小笠原 忠真(たださね)の所有となり、娘が筑前(福岡県)福岡城主 黒田忠之(ただゆき)の子、光之(みつゆき)(黒田長政の孫、黒田勘兵衛の曾孫)に嫁いだときに婿引出物として光之に送っています。その後、黒田家蔵となりました。戦後、売却され黒田家を出ています。

三条吉家(さんじょうよしいえ)(黒田家伝来)
 平安後期(1150年頃)の山城(京都)の刀工です。
「三日月宗近(みかづきむねちか)」などの作者、三条小鍛治宗近(さんじょうこかじむねちか)の晩年銘(年老いてからの銘)とか隠し銘と言われます。宗近の子、弟子あるいは少し代が下がるなどの諸説有ります。
京都の三条に住んでいたため、三条吉家と呼ばれます。京都の三条や五条の刀鍛冶は、東北地方の舞草や宝寿の刀工が連れてこられ住み着いたともいわれており、西と東の鉄の融合が行われ日本刀の源流の1つになったのではないかとの説もあります。

号 般若丸(はんにゃまる) 伯耆国安綱(ほうきのくに やすつな)(嵯峨家伝来)  国認定重要美術品
 平安時代の伯耆国(ほうきのくに)の刀工です。
大原に住んでいたとの説がありますが誤りで、大原に住んでいたのは子の真守(さねもり)からです。また、姓を大原とするのも誤りです。姓は沢口、通称三郎太夫(さぶろうだゆう)です。沢口伯耆守安綱(さわぐち ほうきのかみ やすつな)が正式名で任官名を持ち、子の真守も沢口大原尉真守(さわぐち おおはらのじょう さねもり)といい同じく任官名を持ちます。
安綱の長兄は沢口丹波守権九朗(さわぐち たんばのかみ ごんくろう)(坂上田村麻呂(さかのうえの たむらまろ)の副官という説有り)といい、次兄の沢口五郎太夫(ごろうだゆう)と東北征伐に同行し、一時東北地方に滞在しました。
子の真守は、桓武天皇の皇子が岩手県一関付近を中心に砦を築いてその地域を治めたため長期間東北地方に滞在し、後に大原へ戻りました。この説が正しいとすると、多くの古剣書に安綱の作刀時期が大同(806年~810年)、弘仁(810年~824年)頃としているのと一致します。1200年も前の作品ということになります。しかし、平安後期の作にしか見えないという解説も多くあります。
当研究所(財団)で数振りの在銘安綱を分析すると、同じ銘で有りながら200年もの差が出てきます。(まだ簡易分析なのではっきりとはいえません。今後、本格分析をする予定です。)
いずれも重要刀剣、国認定重要美術品ですが900年以上前のものから約1100年前の年代まで出ます。なお、分析した数本とも鉄質がかなり異なる事も興味深いところです。本刀剣はさらに古そうです。(まだ簡易分析なのではっきりとは言えません。今後、本格的分析をする予定です。)
この時代、同じ銘を受け継ぐ習慣が無かったといわれますが、一部では親の名を継ぐ習慣が始まっていたのかなど興味が尽きません。
 童子切安綱は国宝で名物でもありますが、源頼光が丹波国大江山の酒顛童子という鬼(おそらく山賊)を切ったとされ、童子切りの名が付いたとされますが、頼光にそのような史実はないらしいとの説もあり、事実は不透明なままです。江戸時代の本阿弥光悦押し形には、童子切安綱が明記されていますが、茎の形状が雉子股茎[きじももなかご(鳥の雉子の股のように急に細くなっている)]になっており、現在国宝の童子切とは異なる「?」とする説もあります。摩訶不思議であります。

 いずれにしても日本刀の源流といわれる作者の一人であります。多くの名刀を作り出したのが安綱です。早い時期から非常に大切にされ御神体として奉納されたためか、健全な姿で保存されています。
そのために外見上新しい時代の作品に見えるのかもしれません。



奈良県奈良市薬師寺にて株式会社ブレストシーブが管理する刀剣類約60振りを、平成28年3月1日(火)から5月8日(日)までの期間展示されています。「仏教と刀」と「噂の刀展」の「1章~5章」までは、同時に開催されます。

薬師寺 大宝蔵殿 特別開扉 「仏教と刀」 「特別陳列」
薬師寺 同時開催 特別展示 「噂の刀展」 1章.噂の刀〈其の一〉
薬師寺 同時開催 特別展示 「噂の刀展」 2章.噂の刀〈其の二〉
薬師寺 同時開催 特別展示 「噂の刀展」 3章.鎧甲冑(よろい)と日本刀
薬師寺 同時開催 特別展示 「噂の刀展」 4章.妖刀村正
薬師寺 同時開催 特別展示 「噂の刀展」 5章.日本刀の源流
薬師寺 スペースに余裕がある場合の展示
薬師寺 当財団主催特別展示会(大倶利伽羅広光などの展示について)
薬師寺 最上大業物展(次年以降企画予定)
薬師寺 沸と匂
薬師寺 ご意見箱設置

※会場の都合上、各章の順番がバラバラになっています。


[お詫び]
この度は、刀の準備、手入れ作業に時間がかかり、本来予定していた刀が展示できていないコーナーがあります。
またの機会に展示を試みたいと思っております。ご了承いただきたく存じ上げます。


当財団と提携関係にある中鉢美術館に於いて日本刀を展示することになりました。

◎2015年7月26日から展示を始め、8月8日からグランドオープンとして、当日午後から長曾根虎徹と清麿の二振りが追加展示されました。

◎株式会社ブレストシーブが管理する 国指定重要文化財 名物 小夜左文字 を、1日限定で公開しました。
 今回の展示は、所有者が中鉢美術館で、所有者立ち会いの下、対象を特定の方に限定して無償で公開かつ講演を行ったものです。尚、今後の公開は未定です。

 展示予定刀剣銘
 (同じ作者で短刀・脇差・刀・太刀・薙刀などの種類の別はあります)
  大和守安定   加州清光   陸奥守吉行   同田貫正国   逆刃刀
  十一代和泉守兼定   長谷部   兼定(古刀最上作)   国俊   青江
  長曾根虎徹   清麿   〈左文字〉
               〈 〉は未定、又は期間限定公開の予定

 入れ替えで五条国永、宝寿、舞草(在銘)、仙台国包、正宗、妖刀村正などは常設展示中。約三十振りの日本刀が展示されています。
 尚、設備等の条件に制約があるため国指定の重要文化財、国宝等は展示できませんので、大倶利伽羅、愛染国俊、藤四郎の類は今回は公開できません。後日、場所、機会を改めての公開を検討中です。(尚、本件に限らず当財団へのお問い合わせ等は多忙につき応じかねますので悪しからずご了承ください。)

以上の中鉢美術館での展示は、終了しました。
(正宗、村正、仙台国包などは引き続き展示しております。)

 

中鉢美術館情報

  • 陸奥守吉行、加州清光、宗近
  • 青江 写し(現代)
  • 舞草、宝寿、月山、古備前、古一文字、古青江(正恒)
  • 正宗、村正、仙台国包

などは現在常設展示中です。

 

中鉢美術館

〒989-6471
宮城県大崎市岩出山字上川原町7-6
TEL:0229-29-9833
ホームページ http://chubachimuseum.client.jp/


最寄り駅        JR陸羽東線・有備館駅(約108m)
アクセス(車)     東北自動車道古川ICから約15分
アクセス(電車・バス) JR有備館駅から徒歩1分



宮城県大崎市岩出山は「日本刀が誕生した地」とも言われています。
日本刀の源流を観に、そして遊びに行きましょう。中鉢館長の説明を聞くこともできるでしょう。


①国宝 熊野三所権現 長光
②国認定重要美術品の水神切兼光(かねみつ)
③   同上    波游ぎ兼光(かねみつ)
④国指定重要文化財 見返り元重(もとしげ)
⑤最上大業物    備州秀光(ひでみつ)
 (非常によく切れるというランクで最上のレベル)

 尚、2015年12月から株式会社ブレストシーブが管理する上記刀剣類を、静岡県三島市の佐野美術館で観ることができます。(その他多数の日本刀が展示されます)

 ③と⑤については刀剣博物館(東京代々木)でも2015年8月24日から展示されました。

 ④については山形県鶴岡市の致道博物館で2015年9月1日から展示されました。同時に酒井家伝来の家宝も多数展示され、重要文化財 信濃藤四郎や国宝 信房の太刀なども展示されました。

 尚、見返り元重は国の重要文化財ですが、1986年に旧庄内藩主酒井邸から盗まれた後、長らく所在不明となってしまいました。しかし、近年、酒井氏と当財団澤口との協力により無事発見され、その後、正式な手続きを経て表舞台へと戻ってくることができたという極めて貴重な日本刀です。
 「切られた人が振り返った後にようやくばったりと倒れたほどの優れた切れ味」と言われたことから「見返り元重」と呼ばれています。