その他<過去のお知らせ>

大阪北部地震について

平成30年6月18日に発生した大阪府北部を中心とした地震により、犠牲になられた方には衷心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様方にお見舞い申し上げます。

今回の地震での被害をご心配いただくお声を多数いただきましたが、当財団管理刀剣は今回の地震による損傷がないことを確認いたしました。
当財団管理刀剣は所々に分散し保管しておりますが、震源地付近に保管しておりました刀剣を含めたすべてに新たな傷等はついておりません。
また拵や刀装具、工芸品なども損傷はみられませんでした。

確認作業に時間を要したため、ご報告が遅くなりご心配をおかけしました。
あたたかいお心遣いをいただき誠にありがとうございます。

今後も当財団関与の展示を機に、より刀剣文化に親しんでいただき、さらには日本文化へ興味を持つきっかけとなれるよう活動して参ります。


乱藤四郎についてのお知らせ

某オークションでの名物・乱藤四郎出品が話題となっておりますが、当方は一切関与しておりません。

当財団管理刀剣である乱藤四郎は手放されておりません。

名物・乱藤四郎は、2017年6月3日、4日に山形県・致道博物館にて展示されたばかりです。

以下、当財団管理刀剣である正真「名物・乱藤四郎」との相違点をいくつか挙げます。

  • 「吉光」の銘において、“吉”の6画目(口の底の部分)が異なります。
    オークション出品刀剣の画像の“吉”の6画目は左端が縦線に付いているのに対し、当財団管理刀剣の銘は左端に付かず、右端が縦線に付いています。これらは重要図譜に載っております押し型等でもご確認いただけます。刀を見慣れていない方でも判断しやすい箇所かと思います。
  • 乱藤四郎のハバキは金無垢の埋忠(うめただ)二重ハバキであり、オークション出品刀剣に付属しているのは一重ハバキであるという点でも異なります。
  • 付属している重要刀剣指定書の真偽は画像では判断できませんが、乱藤四郎の重要刀剣指定書は財団法人日本美術刀剣保存協会から平成二十八年に再発行されており、その画像にある証書はたとえ本物の指定書であったとしても無効です。
  • 折り紙も当方にあるものと内容が異なります。
    長寸の表記や代金の枚数、花押など。
  • 画像にある銃砲刀剣類登録証は平成二十七年交付となっておりますが、重要刀剣指定書の日付は昭和五十年となっております。もし登録証をなくしたものであれば再発行と記されているはずですが、画像の登録証には再発行の記載がありません。新たに平成二十七年九月以降に登録された刀であれば、重要刀剣指定書の認定は平成二十八年以降になるはずです。

詳細につきましてご興味のある方は講演時にご質問ください。