展示刀剣のご紹介

北九州市・門司港レトロでの展示内容をご紹介いたします。
[本展示は終了いたしました]

刃文の見方
沸と匂 
正真在銘の長曽祢興正(二代虎徹)と偽銘(新々刀)の2振りをレンズで拡大してご覧いただけます。
従来以上に見やすいライティングにしてあります。

地鉄の見方
用惠国包、現代刀、月山、則重、肥前刀など5振りを用いて
柾目肌、板目肌、杢目肌、綾杉肌、小糠肌(梨地肌)などをご覧いただけます
こちらも5台のルーペを用い明るく見やすいライティングにしております。
展示施設のない場所にガラスケースを運び込んでの展示ですが、ライティングを工夫し十分見所が学べるよう設営いたしました。
当財団の展示のなかでは最もご覧頂きやすい状態に仕上がりました。

以下順不同ですが、主な展示品をご紹介いたします。

左文字
伝実阿(左文字の父)、左(短刀 前期作)、左(刀 後期作)、吉貞(左の子)、末左(左の子や一門)、源種広(左の末流の江戸時代の作/三つ胴截断:死刑となった罪人の胴体を三体重ねて切断した刀)など計7振り

日本刀の源流
反りのある日本刀が完成された頃の趣の残された日本刀
安綱(平安時代の作で、日本刀の祖といわれる作者)、行正(平安時代の作。最も古い作成年紀があり、島津家から東郷平八郎元帥が賜った太刀)、豊後行平、正恒、宝寿、月山など6振り

五条国永
五条国永(平安時代の古い太刀 三条宗近の子という説もある作者)

和泉守兼定(二代兼定・之定)
和泉守兼定(伊勢で作刀された刀で村正などと技術交流があったであろうことが推測される刀)など2振り

村正
二代村正(号群千鳥)
(村正のなか最も技量が高いとされる二代村正の作/本刀の写真がラベルとなった村正濃縮だしと共に展示中)
※村正濃縮だしは2,000円(税込み)で限定販売中。
初代村正の刀、二代村正の刀および平安城長吉(村正の師と伝わる)など計4振り

長谷部
長谷部の在銘(長谷部国信と長谷部国重)

国俊(二字国俊):愛染国俊の作者

国吉(藤四郎吉光の父)
国吉(仮号 乱国吉/本刀の研ぎは九州博多の無鑑査研師・黒田守寿氏によるものです。)

不動国行写し
(徳川吉宗→黒田家へ伝来)

陸奥守吉行
(坂本竜馬が所持していたことで有名な刀工)

石田三成の拵え
(中の「つなぎ」は名物・石田正宗とほぼ同寸)

正宗
(真田幸村が大阪城において豊臣秀頼より賜ったと伝わる正宗)

備前長船住横山祐包
(富士山と月が描かれた刃文の刀)

近藤勇はどんな刀を持っていたか?
虎徹、清麿、固山宗次、和泉守兼重などを展示
比較しながらご覧ください。

和泉守兼定(十一代兼定)と国広
和泉守兼定(号神風/傑出した一振りで自ら試し切りを行っている珍しい刀)及び和泉守兼定(弱冠14歳のときに作刀した刀)、国広(彫りのある脇差)

大和守安定
展示の二振りとも、死刑となった罪人の胴体を三体重ねて切断したことが金象嵌で記されており、鏡にてこの金象嵌をご覧いただけます。

加州清光
一般的な作風の刀のほか、特に出来の優れた太刀を上下段に展示。
比較してご覧ください。

幕末から近代へ
三条宗近(渡辺崋山が手紙として使った脇差)、固山宗次(岩倉具視所持の短刀)、月山貞一(陸軍大将・大迫尚道所持の刀)、初代連合艦隊司令長官・伊藤祐亨の短刀、26、27代連合艦隊司令長官・山本五十六の短刀、28代連合艦隊司令長官・古賀峰一の短刀など計7振り

清麿と清麿写
清麿の太刀(号叢雲)と短刀(嘉永三年作)、清麿写(宗勉氏、宗昌親氏ら(九州博多の無鑑査刀匠)の刀および短刀)を展示
(当財団の刀身を減らさない仕上げ研ぎの技術を施しており、清麿に迫る作品です。)

九州の名作
肥前刀(初代忠吉、二代忠広、三代忠吉)と鹿児島県の刀工・清左(きよすけ)の作

同田貫
同田貫正国・同田貫清国(加藤清正からそれぞれ「正」の字と「清」の字を賜った刀工の作)、同田貫正国(加藤清正が朝鮮半島で敵を斬ったとされる血痕による錆の跡が残った刀)など計4振り